近年、美容は女性だけでなく、男性にとっても身近なものになっています。それにともないメンズメイク人口が増えています。
しかし、「男でメイクって印象悪い?」「何から始めたらいいかわからない!」など始めるきっかけに悩む声も少なくないようです。
この記事ではメンズメイクの基本とスキンケアを解説します。それぞれの工程におすすめの化粧品を紹介するので
ぜひご活用ください。
目次
今や常識?!メンズメイクのメリット
街中やsnsでもメイクをしている男性を目にする機会が増えています。そこで自分も挑戦したいと興味を持つ方も多いのではないでしょうか?メンズメイクを始めることに抵抗感がある方が多い一方で男性がメイクをすることには肯定的な意見が多いようです。
出典:医療脱毛専門院『リゼクリニック』
リゼクリニックが2020年に行った調査ではメンズメイクに肯定的な男性が69.3%女性が79.3%と男女問わず肯定的な意見が多いようです。また現在はメンズメイク市場拡大に伴い肯定派がより増えていると推測できます。
メンズメイクにはたくさんのメリットがあります。
「ニキビ跡や青髭を隠してきれいな肌になりたい!」
「鼻を高くしたい!」
「目を大きく見せたい!」
これらの悩みは全てメイクで解決できます!
ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
【初心者向け】メンズメイクのやり方
使うアイテムはこちらの3つ
- 眉ばさみ
- bbクリーム
- リップ
眉毛を整えて清潔感アップ
初めに眉カットをしましょう。整った眉毛は清潔感があり、良い印象につながります。
眉毛にはかっこよく見える黄金比があります。下の写真の比率で整えましょう。
青い直線は小鼻の際から伸びています。
BBクリームできれいな肌に
BBクリームで肌トラブルをカバーできます。それに加え、日焼け止め・ファンデーション・化粧下地など様々な機能が1本にまとまっているので、時短やコストを抑える事にも繋がります。
自分の肌色に合った物を選ぶことで、素肌感を出しつつも気になる箇所をキレイに隠せます。フェイスラインに近い色にするとより自然な仕上がりになります。
塗る際には適量を均等に使用しましょう。厚く塗りすぎてしまったりムラがあるとかえって肌の印象が悪くみえてしまうので注意が必要です。
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血色リップで魅力的な唇へ
唇は日常的に食事や会話で摩擦を受ける上、元々乾燥しやすい部位です。リップを使って潤いをもたせ、血色をプラスしましょう。
血色感を出すには薄めの色付きリップが良いでしょう。濃すぎる色を使用すると唇だけが浮いてしまいがちです。自然かつ健康的にみせる為には、控えめな色を選ぶ事がポイントとなります。また、普段乾燥しやすいと悩む人は保湿タイプを使用する事で同時に唇のケアも期待出来ます。
最近では、リップ本体は透明色ですが塗ると色が付く物もあります。周りにバレたくない人にはそちらもオススメです。
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【中級者向け】メンズメイクのやり方
使うアイテムはこちらの3つ
- コンシーラー
- テカリ防止パウダー
- アイブロウ
コンシーラーでクマ、ニキビ、青髭を隠そう
BBクリームだけではカバーしきれない部分にはコンシーラーを使用しましょう。コンシーラーはカバー力が高いため、部分的に使用する事で厚塗り感を防ぎ目立つ所をカバーしてくれます。
にきび、青髭、クマなど気になる箇所に少量を乗せます。少し待ってから軽く叩いて伸ばす事がコツです。様子をみながら上手く馴染ませていきましょう。
コンシーラーを選ぶ際には、自然に隠すために自分の肌色よりもやや暗めの色にする事が大切です。明るすぎる色だと隠すどころか浮いてしまうので気をつけましょう。
主にスティック状とリキッド状があります。使用する部分によって使い分ける事も出来ますが、慣れるまでは自分の使いやすい方を1つ持っておくと良いでしょう。
↓おすすめのコンシーラーはこちら。左がリキットタイプ、右がステックタイプになります。
パウダーでテカリ、ベタつきを防止しよう
フェイスパウダーで肌のテカリ、べたつきを抑えましょう。毛穴のカバーやメイク崩れを防止して長持ちさせる役割もあります。
フェイスパウダーには粉状のルースパウダーと個形状のプレストパウダーがあります。慣れない方にはルースパウダーが扱いやすいのでオススメです。
パウダーを選ぶ際には自分の肌質に合った物にしましょう。普段乾燥が目立つ方はオイル配合など、同時に保湿もしてくれる物が良いです。対して脂性肌や汗をかきやすい方は皮脂吸着などの耐油性耐水性の物にすると良いです。
ブラシを使用する事でより自然な仕上がりになります。顔全体に使用するので大きめのフェイスブラシが使いやすいでしょう。ブラシにパウダーを付ける際、ルースパウダーは一度蓋の裏側に粉を出して付けます。ティッシュや手の甲でクルクルして馴染ませたら、ムラのないように均等に塗ります。円を描くようにするのがコツです。塗り終わったらブラシに残ったパウダーはしっかりはらって落とします。余計な肌荒れを予防するために、時々洗って清潔な状態で使用しましょう。
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右はコンパクトで持ち運びに便利!
アイブロウメイクで、あなたの表情に深みを
アイブロウは顔のフレーミングやバランスを調整し、適切な形状で整えることで顔全体の印象を引き立てます。また、表情を強調する要素としても重要で、適切な形状やアーチを持つアイブロウは目元の表情や感情のニュアンスを引き立て、より表情豊かな印象を与えます。年齢と共に減少するアイブロウの毛量や色も、アイブロウメイクによって若々しい印象を維持することができます。目を引き立てる効果もあり、アイブロウを適切に整えることで目の形や大きさを際立たせ、印象的な目元を作り出すことができます。また、アイブロウの形状や濃さは個人の個性を表現する手段として機能し、自分のスタイルに合わせたアイブロウを作ることで独自の魅力を引き出すことができます。
アイブロウの使い方については以下の通りです。
- アイブロウのアーチ(山型)の位置や形状を決め、内側から始まり外側に向かって描きます。アーチの位置を調整することも重要です。
- アイブロウの色は髪の色や肌のトーンに合ったものを選びます。自然な印象を保つために髪の色よりも1〜2トーン明るめの色を選ぶことが一般的です。
- アイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使用して軽く短いストロークで描き、初めは薄く、必要に応じて徐々に濃くしていきます。
- 描いたアイブロウをアイブロウブラシを使用してぼかし、自然な仕上がりを目指します。
アイブロウメイクは練習を重ねることでマスターできる技術です。自分の顔の形や特徴に合わせてアイブロウを作ることで、より魅力的な外見を手に入れることができます。
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【上級者向け】メンズメイクのやり方
ここからは上級者向けです。「初心者向け、中級者向けでは物足りない」「もっとかっこよくなりたい」そんな方必見の内容になっています。難易度は少し上がりますがかっこよくなること間違いなしなので是非チャレンジしてみてください!
使うアイテムはこちらの5つ
- シェーディング
- コンシーラー
- ハイライト
- アイシャドウ
- アイライナー
理想的な輪郭を作るシェーディング
シェーディングは、顔の特定の部分に影をつけて輪郭を引き締めたり、立体感を演出したりするためのメイクテクニックです。以下に、一般的なシェーディングの箇所をいくつか示します。
頬骨: 頬の下にシェーディングを施すことで、頬骨が強調され、顔の輪郭がシャープに見えます。
顎: 顎のラインにシェーディングを入れることで、顔の輪郭が引き締まり、ハッキリとした輪郭が得られます。
鼻の横: 鼻の横に影を作ることで、鼻の高さを強調し、より立体的な鼻を演出します。
目の下: アイシャドウを使って目の下にシェーディングを入れることで、目を大きく見せる効果があります。
額: 広い額を狭く見せるために、髪の生え際にシェーディングを入れることがあります。
アゴ: アゴのラインにシェーディングを加えることで、アゴの形を整え、引き締める効果があります。
これらの箇所は一般的なシェーディングの例ですが、個人の顔の形や特徴によっても適切な箇所が異なる場合があります。自分に合ったシェーディングの方法を見つけることが大切です。
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ハイライトで立体感のある顔へ
ハイライトは、メイクのテクニックの一環で、肌に光を当てて立体感や輝きを加える手法です。こちらでは、ハイライトの利点と使用方法について詳しく説明します。
ハイライトの利点:
肌に立体感をもたらす: ハイライトを活用することで、顔の輪郭や凹凸を際立たせることができます。特に鼻の橋や頬骨、眉骨にハイライトを施すことで、立体的な印象を演出できます。
肌に輝きを与える: ハイライトは自然な輝きをもたらす効果があります。光を反射して肌を明るく見せるため、肌が健康的で良い状態に見えます。
若々しさを引き立てる: ハイライトを活用することで、肌のツヤ感をアピールし、若々しい印象を強調できます。特に目の下や額にハイライトを施すことで、肌のくすみをカバーし明るさを引き出せます。
特定部分を際立たせる: 特定の部位にハイライトを加えることで、その箇所を際立たせることができます。例えば、目の内側や唇の上にハイライトを入れることで、目や口元の魅力を引き立てます。
ハイライトの使用方法:
適切な色の選択: 肌に自然な輝きを演出するために、肌のトーンに調和するハイライト色を選びます。肌になじむ中間色がおすすめです。
位置: ハイライトを施す位置は、鼻の橋、頬骨、眉骨、鼻の先、唇の上などが一般的です。顔の凹凸を意識して位置を選びましょう。
馴染ませる: ハイライトを施す際には、ブラシや指を使ってハイライトを馴染ませます。境界線が目立たないよう、注意深くなじませることが重要です。
控えめな使用: ハイライトは光を反射させる効果があるため、過度な使用は不自然に見える可能性があります。少量から始め、徐々に濃さを調整していくことをおすすめします。
ハイライトは、自然な輝きと立体感を肌に加えるための重要なメイクテクニックです。肌の状態や個人の好みに合わせて、適切に使用して全体のバランスを整えることが大切です。
↓おすすめのハイライトはこちら。ブラシを使用するとかなりきれいに仕上がります。
アイシャドウで大きく華やかな目に
アイシャドウは、メンズメイクにおいて重要な役割を果たすアイテムです。その利点と使い方について詳しく説明します。
アイシャドウの利点:
立体感の演出: アイシャドウは、まぶたの輪郭や凹凸を際立たせることで、顔に立体感を与えます。微妙な陰影を作ることで、目元に深みをもたらし、印象を引き立てます。
目元の引き立て: アイシャドウを使用することで、目の輪郭を整えて引き立てることができます。特に目の外側や下まぶたのラインにアイシャドウを入れることで、目元を際立たせ、魅力的な印象を創出します。
個性の表現: アイシャドウの色や濃さを調整することで、自分自身の個性や好みを表現できます。明るい色を選ぶことで親しみやすい印象を、濃い色を選ぶことでクールな雰囲気を演出できます。
アイシャドウの使い方:
カラーの選定: メンズメイクにおいては、肌に馴染む自然なカラーを選ぶことが大切です。肌色に近いトーンのアイシャドウや、ベーシックなブラウン系カラーを選んで、自然な仕上がりを目指しましょう。
塗布方法: アイシャドウを軽く均一にまぶたにのせることで、自然な印象を保ちながら目元に深みを与えます。指やブラシを使って、程よい量をのせて馴染ませるようにしましょう。
調和の取れた仕上げ: アイシャドウを塗った後、指やブラシを用いて丁寧にぼかすことが大切です。色の境界を自然に溶け込ませ、段差のない仕上がりを心がけましょう。
強調ポイントの選択: アイシャドウの濃さを調整して、目の外側やまぶたの中心部など、強調したい部分を選びます。自分の目の形や特徴に合わせて、バランスを調整しましょう。
アイシャドウは、自然な印象を保ちつつ目元の印象を引き立てる優れたアイテムです。適切なカラーの選択とテクニックを駆使して、個性的で魅力的なメイクを楽しんでください。
↓おすすめのアイシャドウはこちら。自然な発色でメンズメイクにピッタリです。
アイライナーで目力UP
アイライナーは、メイクの重要な要素の一つであり、目元を引き立てるために使用されるアイテムです。以下にアイライナーの利点と使い方について説明します。
アイライナーの利点:
自然な印象の強調: アイライナーを使用することで、まつげの間や目の輪郭を強調し、目元に自然な印象を与えることができます。
目の形を整える: アイライナーは、目の形を整える効果があります。目の外側を強調することで、目の幅や形を調整することができます。
深みを与える: アイライナーを使用することで、まつげの根元に細いラインを引くことができ、目元に深みをもたらします。
目元の魅力を引き出す: アイライナーは、目元にアクセントを加えるための有効な手段です。繊細なラインを描くことで、目の魅力を引き出すことができます。
アイライナーの使い方:
適切な色選び: アイライナーの色は、自然な印象を保つために肌や髪の色に調和するものを選びましょう。黒やブラウンが一般的に使われます。
細くて均一なラインを引く: アイライナーを使用する際は、まつげの根元に細くて均一なラインを引くよう心がけましょう。目の外側に向かってラインを引くことで、目を引き立てます。
目の形に合わせて調整: アイライナーの太さや長さは、自分の目の形に合わせて調整しましょう。目の大きさや幅によって適切なバランスを見つけることが重要です。
アイライナーは、目元の印象を強調するための優れたアイテムです。初めからきれいに引くのは難しいです。何回も練習しましょう。
メイク前後のスキンケア
メイクは必ず落そう
メイクをした日は必ずクレンジングをして落としましょう。
メイク落としの重要性:
肌の健康維持: メイクを放置したままでいると、メイクの成分や汚れが肌に留まり、毛穴が詰まる原因となる可能性があります。適切なメイク落としを行うことで、肌を清潔に保ち、健康的な状態を維持できます。
肌トラブルの予防: メイクを落とさないまま寝てしまうと、肌トラブルのリスクが高まります。ニキビや吹き出物、肌荒れなどの問題が起こる可能性があるため、メイク落としは肌トラブル予防の重要なステップです。
スキンケアの効果向上: メイク落としをしっかり行うことで、後続のスキンケア製品が肌に浸透しやすくなります。クレンジングを行うことで肌表面の汚れや余分な皮脂を取り除き、スキンケア成分の吸収を助けます。
メイク落としの使い方:
クレンジングオイルまたはクレンジングバームの使用: ウォータープルーフのメイクやファンデーションを効果的に落とすために、クレンジングオイルやクレンジングバームを使います。適量を手に取り、顔全体にやさしくなじませます。
ぬるま湯で洗い流す: クレンジングオイルやバームが汚れを浮き上がらせたら、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。メイクと一緒に汚れも流すことで、肌が清潔になります。
洗顔料で洗顔: クレンジング後に洗顔料を使って顔を洗い、残ったクレンジングオイルやバーム、余分な皮脂を取り除きます。
ティッシュ拭う: タオルではなく、清潔なティッシュを使って顔を拭きます。パッティングするように拭うことで、肌を優しくケアします。
メイク落としは、美しい肌を保つために不可欠なステップです。適切な方法で行い、肌への負担を最小限に抑えながらメイクを落とし、健康な肌を維持しましょう。
↓おすすめのメイク落としと洗顔料はこちら。メイク落とし、洗顔、小鼻クレンジングが入った3in1!
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化粧水と乳液でしっかり保湿しよう
メイクを落とした後は必ず保湿をしましょう。
化粧水と乳液の使い方:
化粧水の使用: 清潔な手やコットンパッドを使って、適量の化粧水を手に取ります。手のひらで軽く温め、顔全体にやさしくパッティングするか、手のひらで軽く押し込むようになじませます。特に乾燥が気になる部分は重点的におさえましょう。
水分を閉じ込める: 化粧水を肌になじませたら、すぐに乳液を使うことで水分を肌に閉じ込めます。化粧水の水分を蒸発させずに保持する役割を果たします。
乳液の使用: 化粧水の後、適量の乳液を手に取ります。手のひらで温め、顔全体に軽くなじませるか、指の腹を使って優しくマッサージするようになじませます。特に乾燥が気になる部分や、首もとにも忘れずに使いましょう。
軽く押さえ込む: 乳液を肌になじませた後、手のひらで顔を軽く押さえ込むようにして馴染ませます。これによって、成分をより深く肌に浸透させる効果があります。
保湿は健康的な肌を維持するために不可欠なステップです。化粧水と乳液を使った保湿をしっかり行い、肌をしっとりと潤いで満たしましょう。
↓おすすめの化粧水と乳液はこちら。左2つが化粧水、右2つが乳液です。
Q&A
Q: ドラッグストアやコスメショップでの購入はどうですか? A: ドラッグストアやコスメショップでは手軽に一般的なメイクアイテムを購入できます。
Q: デパートメントストアでの購入はどうですか? A: デパートメントストアのビューティーカウンターでは高品質なアイテムが手に入り、専門家のアドバイスも受けられます。
Q: オンラインショップでの購入はどうですか? A: オンラインショップでは多くの種類が揃っており、大手マーケットプレイスやブランド公式サイトから購入できます。
Q: 専門店での購入はどうですか? A: メンズメイク専門の店舗では、男性向けのアイテムやアドバイスが充実していることがあります。
Q: 購入する際のポイントはありますか? A: 自分の肌質や目標に合ったアイテムを選ぶことが大切です。口コミやレビューを参考にするのも良いアイデアです。
これらの情報を参考にして、自分に合ったメンズメイクコスメを選んでみてください。
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